市にお住まいのE子さん41才からのご相談です。先日E子様の叔父さんが亡くなられ、葬儀に参列されました。妻子もいない叔父でしたので、親戚と会社関係の寂しい葬儀だったそうです。
以下はE子さんのお話です。
初七日が過ぎて何日かたったある日、友人と話していた時のことです。
『義父が亡くなって、今相続がね・・・・』
友人の一言から、話題が相続のことになっていきました。
そのとき、ふっと
「天涯孤独だった叔父の財産はどうなるのかな?」
という疑問が涌いてきたので、そのことを友人に話したのです。
すると、相続のことに自分よりか詳しいと思われる友人が
『ひょっとしたら貴方はその叔父さんの相続人になるんじゃないの』
と言い出したのです。
一生独身を通した叔父でしたが、E子さんのお父さんが生きておられた頃は叔母さんと3人、
兄弟仲は良く、E子さん家族ともよく行き来していたそうです。
まず相続人になられるのは、叔父さんのご兄弟の方ということになります。
しかし、E子様のお父様は既に他界しており、後は叔母さんだけが相続人となるのかと言えば、そうではなくE子さんがお父様の代わりに相続することができる代襲相続人となるわけです。
当センターはE子さんのご依頼により、叔母さんと打ち合わせて遺産分割協議書を作成しました。
無事にマンションと預貯金の分割が出来ました。これも生前ご兄弟を含め家族仲良くしてきたお陰です。
E子さんは叔父様の遺産を相続したことを感謝し、叔父様と父上の御前に報告したことは言うまでもありません。